ビタミン不足とビタミン過剰について

ビタミン欠乏症とは?

 

ビタミンが不足するということは、ビタミンが欠乏している、ということです。何となく感じている不調があるとか、肌荒れが気になる、というような状態だと、ビタミンが不足しています。でも、ビタミン欠乏症になるとさらに怖い症状が襲ってきます。ビタミン欠乏症として起こる病気についてもお話しします。

 

・脚気

脚気というのは、ビタミンB1が欠乏することによって起こる症状です。全身がだるくて倦怠感があり、手足がむくんだり知覚異常がでたり、心臓がどきどきしたり…という病気です。日本では明治時代に1年に1万人の死亡者が出た、ともいわれています。大人よりも子供の脚気のほうが心配です。おう吐やチアノーゼなどになりやすいため、すぐに治療が必要です。

 

そしてもう一つ、壊血病もビタミンCの欠乏で発生します。歯茎からの出血はビタミンCの欠乏の初期症状といわれています。ビタミンCはたんぱく質のうちの30%程度を占めるコラーゲンを作るために必要です。そのため、ビタミンCがなくなることによってあらゆるところから出血をしてしまい、最悪の場合死亡してしまいます。

 

ビタミン過剰症とは?

 

ビタミン過剰症は脂溶性のビタミンを中心として起こります。ビタミンAとビタミンDが特に怖いですね。ビタミンAは脳脊髄圧が上がって、全身でいろいろな症状が起こります。ビタミンDは腎臓や動脈にカルシウムが沈着してしまうため、ひどい場合は死亡してしまうこともあります。

 

それ以外の脂溶性ビタミンは上限摂取量が60倍や500倍と、相当摂取しないと過剰症は怒らないのですが、ビタミンAとDには気を付けましょう。

 

水溶性ビタミンには基本的に過剰症が起こらないと言われていますが、今は上限量が定められています。そのため、あまり摂りすぎないようにしましょう。気を付けなくてはいけないのは、食事ではなくサプリメントなどで摂取する場合です。化合物などでビタミンを摂取すると過剰症になる可能性もあると言われているので、適正量を守って、そしてサプリメントの原材料をチェックして、サプリメントを摂取するようにしてくださいね。